子宮鏡検査〜卵管造影よりは痛くない!当日の様子・時間・費用まで〜

不妊治療

体外受精へステップアップすることに決めた際、
そこに向けた追加検査がいくつかありましたが、
その中で私が恐れていたものが、子宮鏡検査でした。

卵管造影同様、人によって痛い辛いと感想が様々です。
今回はそんな子宮鏡検査についての体験をまとめたいと思います。

子宮鏡検査とは

子宮鏡検査とは、子宮の入口から内視鏡を入れ、子宮腔内にポリープや炎症反応が認められないかを確認する検査です。
言葉だけ聞くと痛そうですが、実際は細く柔らかい内視鏡なので、挿入するときの痛みはほとんどありません
カメラが内蔵されているので、子宮内がリアルタイムで見られます。
クリニックによると思いますが、私自身もモニターで子宮内を見ることができました。

子宮内ポリープは着床を妨げることがあるため、どこかのタイミングで確認しておいた方が安心です。
私が通っているセントウィメンズクリニックでは、体外受精前周期の検査項目の1つでした。

検査は生理終了後、排卵前までに行われます。その間は避妊をしておくよう言われました。

検査当日

平日、17:00予約。生理周期9日目でした。
余裕を持って、半休をとって検査に臨みました。

18:15 奥の部屋へ呼ばれる

看護師さんと奥の部屋へ行き(AIHと同じ部屋)
普段の内診のように準備。
先生が来るまで待機していました。

18:25 処置、診察

まずは子宮鏡検査から。
クスコを挿入し、消毒。
その後、内視鏡が入りました。
入れる瞬間は違和感はあったものの、特に痛みは感じませんでした。

「見えるー?」と言われ、足元上にあるモニターに目を向けると、
そこには子宮内が映っていました。
綺麗なピンク色で、先生も
「ポリープなどは見当たらないですね」
とのことで一安心。

奥まで見られていた時は押さえつけられている感じで
少し痛かったですが、全然耐えられる痛みでした。
奥には卵管の入り口が2つ見えて、
「おぉーこれが卵管につながる場所かー!」
と感心しながら見ていたら、あっという間に終わりました。

その後、子宮腔内炎症検査
こちらの方が痛かったです。
クスコ挿入されたまま、今度は子宮内膜組織を採取されました。
チクっと痛みがありましたが、卵管造影に比べたら全然大丈夫でした。

途中何やら器具が足りなかったようで、
看護師さんがインターフォンで別の看護師さんにヘルプを求めてました。
何が起こっているのか分からない中、院長のイライラが若干伝わってきて
”こんな状況で怒鳴られたらどうしよう、、!”
と内心ドキドキでしたが、流石に処置中だったのでそれはありませんでした。
ヘルプで持ってきてくれた看護師さんが帰り際に、
「頑張って!」と肩に手を置いて優しく声をかけてくれたのが嬉しかったです。

最後に消毒、タンポンを入れられて処置は終了。

すぐに内診台からおろされたと思ったら、
そのまま診察なので身支度をするよう看護師さんから指示を受け、慌てて身支度。

《診察の結果》
・子宮はキレイ
・卵胞の育ちは遅い。1mm?って言っていた気がする
《先日の採血結果》
・AMH(抗ミューラー管ホルモン)→9.41 OK
・高プロラクチン→引き続き薬服用
・ビタミンB、C、E 摂取

今日は抗生剤が処方されました。
また、タンポンが入っているので、3−4時間後にとることを忘れないようにとのことでした。

18:45 会計

(参考:フロモックスについて

検査後の経過

検査後、クリニックを出たときは全く痛みもなかったですが、
自宅に帰った頃には、生理痛のような鈍痛がありました。
ただ、卵管造影検査をしたときのように動けないということはなく、
痛みながらも夕食は作ることができました。

痛み止めも飲まずに迎えた翌日、通常通り出勤と思ったら、
朝の通勤時は横隔膜と両肩がとても痛かったです。
その後は、お昼までにはいつの間にか治っていました。
痛みはその2日くらいで、その後あまり痛みは感じませんでした。

2日後には、生理4、5日目くらいの出血
4日後までは少量の出血がありましたが、その後はしっかりおさまりました。

検査中・検査後も含め、
子宮鏡検査に痛みはありましたが、
卵管造影検査と比べるほどの痛みではなかったです。

ポリープなどもなく、一安心でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました