体外受精採卵周期〜受精凍結結果まで〜@セントウィメンズクリニック

不妊治療

1つ前の周期で体外受精に向けた検査を行い、いよいよ採卵周期です。
実際に採卵周期に入れるかどうかは、月経時受診の時に検査結果を見てから判断とのことでしたが、検査結果は問題なく、無事に進めることになりました。

月経時受診

平日18:30、D3予約。18:20受付。

18:30 内診(おじちゃん先生)
すぐに呼ばれました。が、その後が長かったです、、!

21:55 診察(院長先生)
内診から約3時間半後、、!  
その間に夜ご飯食べられたじゃん!と思うも、時すでに遅し。
そして院長先生の機嫌もものすごく悪く、大丈夫かなぁと思いながら受診。

前回の検査結果は、
血液検査→特に問題なし
子宮内膜炎検査、着床の窓のずれ→特に問題なし
とのことで一安心。

無事採卵周期に入れることになり、
クロミッド(服薬)とゴナールエフ(注射)の併用で排卵誘発を行うことになりました。
カウンセリングの時に、薬と注射の併用ということは聞いていたので、そうかそうか、と聞いていましたが、自己注射は他の治療の何よりも抵抗があったのでドキドキでした。

22:15 自己注射指導(院長先生)
ゴナールエフペンを用いるとのことで、使い方を教えてくれました。
消毒して、針を装着して、と準備をしてもらっていると

はい、じゃあこれを握って針をお腹に向けて。刺す。

と、躊躇している間もなく注射を握っている手を握られ、針をお腹に刺されました。

はい、じゃあここを押して値が0になったらそのまま10秒待つ。

ペンを押し込むのも躊躇していましたが、「押すんだよ。」と念を押され言われるがまま押し込みました。10秒キープ(心臓バクバク&放心状態)
その後、押し込んでいた手を離し、値が戻ってこないことを確認して針を抜きました。
最後に注射したところにシールを貼って、針を片付けて終了。
ちくっとした痛みはあるものの、針も細く、思っていたよりは痛くなかったです。

次の日から4日間は、このゴナールエフを100ずつ自己注射することになりました。
今日は22時すぎてしまったけれど、21時までには注射するようにとのことでした。
また、クロミッドという排卵誘発の薬も今日から5日間服用することになりました。

22:25 会計

(参考:クロミッドについてカベルゴリンについて

元々注射が治療の何よりも嫌で、自己注射指導の時は流れに身を任せるしかなかった&意外といける!?てなったけど、帰り寒い夜道を歩いていたらこれを毎日やるのか、、自然妊娠ならこんなことしなくて済むのに、、と涙が出てきました。。
でも、やると決めたんだからやるしかない!!となんとか自分を奮い立たせました。

卵胞チェック1回目

平日17:00、D7予約。16:45受付。

17:00 内診
17:25 診察
明日からの3日分の注射針が出るとのことでした。(ペンはそのまま使用)
また、クロミッドは5日分出ました。

卵胞は小さいけど育ってるよ〜

とのことで一安心。大きさは聞けなかったけど、注射が5日分じゃなくて3日分に減ったから、スケジュール通りに育っているのかも?と勝手に予想していました。
看護師さんから今後のスケジュール聞かれた時も、採卵日予想を聞いてみたら、3月頭ごろになるかな〜と言っていたのでこのままスムーズに進むことを期待。

また、アンタゴニスト注射の同意書を渡され、次回に必ず署名捺印して持参するように言われました。
結果使用しなかったですが、排卵してしまわないように抑える注射のようでした。

18:00 採血(4本)
18:20 会計 

卵胞チェック2回目

平日17:30、D11予約。
17:15受付、先日のアンタゴニスト注射の同意書を提出。

17:30 採血
19:10 内診

順調に卵が育っていたようで、3日後に採卵が決定しました!
本日からのゴナールエフ、クロミッド、点鼻薬、ボルタレン座薬の説明を受けました。

今周期の通院、服薬、注射、座薬をまとめるとこんな感じ。

19:50 会計

(参考:ボルタレンサポについて

指定時間が多くびっくり!
何より座薬は入れたことがなかったので、きちんと入れられるかとても心配でしたが、何度かやっていくうちに慣れていきました。

採卵日当日

平日9:00、D14予約。

いよいよ緊張の初採卵!
当日の詳しい採卵レポートはこちらにまとめています(関連ブログ:採卵日レポート
イメージしやすいように、だいぶリアルに書いてます。

(参考:フロモックスについてプレマリンについて

初採卵は無事終了!
採卵数は28個!一方精子の状況は過去最低を記録。。
なんとか受精してほしいです、、!

採卵後通院1回目(受精確認)

日曜9:30、D16予約。
日曜は9:30診療開始のため、5分前に着いた時にはすでに行列。12番目でした。

10:20 採血(黄体ホルモン値測定)
11:40 内診
卵巣は右4cm、左5cm(通常約2cm)に腫れていました。
採卵から2日、痛みや張りはあまりなかったですが、卵巣の違和感はあったので、これは腫れているからかと納得。
副作用が起きるほどではないけれど、卵巣がよじれて痛みが出ることがあるので安静にするよう言われました。

そして、気になる受精結果は

ということで、18個受精し分割を始めてくれていました!

内膜の厚さも状態が良さそうで、このまま移植に進めるのかと思っていたのですが、
黄体ホルモン値が約40あり、排卵後2日目くらいの数値。確かに基礎体温も高温期に入っていました。
この状況は受精卵分割の状況と比べて少し早く、私の場合着床の窓のズレがないため、移植のタイミングが合わなさそうとのこと。
移植は来周期、分割が進んだ受精卵は凍結することになるとのことでした。
移植が来周期になりそうだということは2日前の採卵日にも聞いていましたが、すぐに移植できないのはやはりもどかしい思いです。

また4日後に黄体ホルモン値が落ち着いているかどうか確認するとのことでした。

12:00 会計
使用済みの注射針等は医療ゴミになるので、使い終わったら渡してね、と自己注射を始めるときに言われていたので、この時、自己注射していたゴナールエフペンと注射針をまとめて渡しました。

移植は来周期になってしまったものの、おそらく史上初めて私の卵子と夫の精子が出会ったのだと思うと、本当に感動です!
報告を受けた夫にいたっては「もう全員我が子だ!全員に名前つけないと!」と大興奮 笑
無事に育って良い胚盤胞になってくれることを祈るのみです!

採卵後通院2回目(凍結確認)

平日9:00、D20予約。
早めの8:30に行ったところ、5番目。
平日は5番目までに並んだ人が最優先されるという暗黙のルールがあるので、午後から仕事の今回はギリギリ5番目に滑り込めてよかったです。この日は本来休診の木曜日だったからたまたま取れたのかもしれません。1番に並ぶ人は一体何時からいるんだろう、といつも思います。

9:30 採血(黄体ホルモン値測定)
9:40 培養士説明
カウンセリングルームに初めて入り、培養士さんから受精卵の凍結結果を説明してもらいました。
画像をもらうことはできませんでしたが、全ての受精卵の画像は見せてもらうことができました。

気になる凍結結果(@セントウィメンズクリニック

全部で12個凍結できました。どれも受精5日目に凍結されたようです。
ただ、上記①〜⑦の塊に分けられ、グレードがあまり良くないものはまとめて凍結されてありました。 
一度解凍すると、同じ塊にあった残りのものは再凍結せず廃棄することが多いようです。

その後、桑実胚、胚盤胞、数字やアルファベットについての説明も受けました。
よくSNS上で単語やグレードは目にしますが、いまいち何を示しているのかわからなかったので、ここでようやく理解することができました。

桑実胚
受精卵が細胞分裂を繰り返し、16個から32個まで分裂した状態のもの。
胚盤胞の手前の胚で、見た目が桑の実のように見えることから、桑実胚と呼ばれる。
グレードは1〜5の5段階。1が1番良いと言われている。

●胚盤胞
胎児と胎盤になる部分が確認できる状態になっているより成長した胚。
すべての分割期胚が胚盤胞になる訳ではないので、確実に胚盤胞まで成長した胚を選択して胚移植できる点で妊娠率が高くなると言われている。
グレードは1〜6。この数字は良し悪しというよりは、成長段階を表しており、6に数字が上がるほど成長が進んでいるということ。
数字の隣にあるアルファベットは、将来胎児になる部分のグレードでABCで表される。Aが一番良い。
最後のアルファベットは、将来胎盤になる部分のグレードでこちらもABCで表される。Aが一番良い。
数字は解凍や成長によって変わることはあるが、アルファベットの部分は基本変わらないことが多いとのことでした。
いろいろなクリニックでも説明がされています(参考:受精卵(胚・胚盤胞)のグレードについて

たくさん受精卵ができたものの、成長スピードやグレードも様々で複雑な気持ち。
卵子の質や精子の状態が良くなかったのかなぁと思わなくはないけれど、何より無事凍結までいくことができてよかったです!


11:00 内診
卵巣の腫れは治まっているかと思いきや、なんと右6cm、左9cm(通常約2cm)とさらに腫れていました
確かに前回の内診から今回までの間で、食事後に下腹の苦しさがあったり、特に夕食後は異常なくらいお腹がポンポコリンになったりはしていましたが、痛みはなかったです。てっきり便秘だとばかり思っていたので卵巣の腫れと知って驚きました。
改めて安静にするよう言われました。薬や処置は特になく、安静にしているしかないようです。

先ほどの培養士さんからの説明は受けた上で、院長とも結果の確認をしました。この段階ではどれを移植に使うかという話は特になかったです。
黄体ホルモン値は62.34と前回よりもさらに高くなっており、いつ生理がくるか予想ができないとのことでしたが、生理(1〜5日目)が来ていることを見越して8日後に予約を入れることになりました。

11:30 会計

卵巣が腫れてしまうのは、通勤や仕事で動き回っていることも関係するのだろうなと思いましたが、休むわけにもいかないのでできるだけゆっくり動くこと、安静にできる時は安静にすることを引き続き意識していこうと思います。

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