不妊症基本検査の流れ〜初診、フーナー検査、ホルモン検査2回、卵管造影検査

不妊治療

今回は不妊症基本検査についてです。

夫の精液検査は行っていましたが、私自身検査を行ったことがなかったため、私側にも問題がないか一通り検査する必要がありました。検査種類の多さに驚くとともに、1ヶ月検査に時間が割かれるのはもどかしい思いでした。

主に5つ、①初診(内診)②フーナー検査 ③高温期採血 ④月経中採血 ⑤卵管造影検査について、
実体験をもとに、待ち時間やかかったお金についても記載していきます。

初診(内診)

不妊治療のはじめの1歩を踏み出した、初診の状況はこちらの記事にまとめています(関連過去ブログ:ドキドキの初診

もともと男性不妊がきっかけで通院しましたが、やはり自然妊娠は難しいという判断でした。
私の検査を進めながら、人工授精か体外受精か今後の治療方針を決めていくことに。

フーナー検査

通院2回目。この日はフーナー検査でした。
私の場合、初診時に排卵が近いと判断されたこともあり、初診から4日後に行いました。

フーナー検査とは、性交後の子宮頚管粘液を採取して、精子の数や運動を見る検査です。また、頸管粘液に精子を阻害する要因がないかといった、頸管粘液と精子の相性をみる検査でもあります。

この検査は、排卵近い妊娠可能性が高い時期に行うのが良いとされ、検査前日にタイミングをとる必要があります。
私の場合、初診の時に検査前日だけでなく3日前にもタイミングをとるよう指示されていたので、この周期は検査と同時にタイミング法での妊活も兼ねていたと思われます。

検査自体は頸管粘液採取だけなので、初診の内診より早く一瞬で終わりました。少し違和感はありましたが、痛いということはなかったです。

平日18時半予約。
18:30過ぎ 内診
19:30 診察
19:45 会計

400倍視野で運動精子が10匹以上いれば良好と言われる中、1、2匹がチョロチョロ動いて?いるくらいの精子しかいませんでした。。先生も「いるけど、、少ないね」と。
結果は不良。頸管粘液には異常なく一安心。

(参考:フーナー検査基準等について

この日に次回の高温期採血と、卵管造影検査の日程が決まりました。

ホルモン検査1回目(高温期採血)

通院3回目。
フーナー検査の通院の際に、すでに排卵していることが確認されていたため、フーナー検査の1週間後に日程が設定されました。

この日は高温期のホルモン検査で、採血されました。

平日午後診察開始の15時予約でしたが、15分前に行ったらすでに8人待ち。午前診察の方もまだ一部いたようでした。
15:30 初診の内診時に行われた子宮頸がん検診結果を伝えられる→問題なし
16:10 採血
17:15 会計

ホルモン検査2回目(月経中採血)

通院4回目。生理周期5日目
生理が来たら電話して3〜5日目に予約を取るよう言われていたので、仕事の都合もあり5日目に予約を取りました。

この日は月経中のホルモン検査で、採血でした。また、細菌培養検査もあり、内診がありました。

これで今日は終わりとホッとしていたのも束の間、先日のホルモン検査1回目でひっかかったようで、待合室で看護師さんにこの後の時間も大丈夫か聞かれ、最後に院長先生の診察が行われました。

平日18時半予約。
18:40 採血
19:20 内診
20:40 診察 
20:50 会計

診察では、先日のホルモン検査1回目の結果を共有してもらいました。
主な検査項目は「プロラクチン(PRL)」「DHEA-S」「プロゲステロン」「テストステロン」「CA125」でした。
私はその中の「プロラクチン」が高く、薬で下げていくことになりました。
本来プロラクチンは、授乳のために出産後に多く分泌されるホルモンのようです。
先生から乳から汁が出ないか聞かれましたが、そんなことは今まで1度もないしなんなら張ることもほとんどないので、この結果は意外でした。

プロラクチンの理想値が5-16ng/mlに対し、43.4ng/mlでした!
高プロラクチン。他の数値は特に問題なし。

「カベルゴリン0.25mg」を週1回1錠×4週、寝る前に飲むことに。
渡された説明の紙によると、妊活中での高プロラクチンは卵子の質や黄体の活性化に影響するとのことだったので、薬でしっかり治していきたいです。
カベルゴリン(カバサール)の副作用には突然の睡魔や胸水など恐ろしいことが書いてあったので、恐る恐る飲み始めましたが、寝る前に飲んでいるからか今のところ大丈夫です。

(参考:カベルゴリンについて

検査項目が少し多かったのと、この日は薬が処方されたため、若干高めに。

卵管造影検査

通院5回目。この日はいよいよ恐れていた卵管造影検査です。生理周期10日目でした。

卵管造影検査とは、子宮口から造影剤を流し入れ、子宮と卵管の通り具合を見る検査です。
人工授精をするにしても、卵子の通り道である卵管が通っていなければ意味がないので、初期に行っておくべき検査です。

よく痛い、辛い、と言われる検査なのでとても恐れていましたが、私は検査中よりも、その後の方が辛かったです。。

(関連過去ブログ:卵管造影検査レポート
当日はホルモン検査2回目の結果も伝えられました。

卵管造影検査結果は特に問題なし。検査後の腹痛?が辛かったですが、
ちゃんと卵管が通っていたようで良かったです。
ホルモン検査は1つ引っかかりました。

次から人工授精を行いたいことを伝えたところ、この周期から行えることに。
排卵が早い人だと卵管造影検査後の避妊期間5日の間に排卵してしまう可能性があるのですぐは難しいこともあるみたいですが、私の場合排卵が遅いので、今周期からでも大丈夫と判断されたようです。
この時ばかりは排卵が遅くて良かったと思いました。
次から人工授精に進みます、、!

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