はじめに
はじめまして!
結婚3年目、フルタイム共働きの妻29歳です(夫32歳)
コロナ禍で結婚式の延期やら転職やらでバタバタし、ようやく落ち着いてきた2022年、
そろそろ子供が欲しいね〜と自己流タイミングを始めました。いわゆる妊活のスタートです。
今思うと浅はかな考えですが、当時はすぐに妊娠できるものだと思っていて
「早生まれってどう思う?」「年度はじめが誕生日になっちゃうかな」なんて心配していましたが、
そんな悩みも束の間、2022年9月 男性不妊が発覚し、現在進行形で不妊治療クリニックに通院しています。
自分自身、不妊治療を始めるにあたり、周りに経験者がいるわけでもない&超絶プライバシーに関わることなので、気軽に周りに話したり聞いたりできませんでした。ネットで様々な情報が得られる時代ではありますが、体験がまとめて書かれていたり、リアルに具体的に書かれたりしているブログは少なく、今もなお不安の中情報をかき集めている状況です。
千差万別な不妊治療の中のたった1例にはすぎませんが、経験談を公開することで、これから不妊治療を始めようとしている方や始めたばかりの方など、誰かの力になれればという思いで記録を始めました。
自然妊娠が難しいと告げられた日
自己流でのタイミングが3回を過ぎ、このままで大丈夫なのかな、となんとなく思ってきたころ
おれ、1回検査してみよっかな
という夫。
んーまだ3回だし早くないかと思いつつも、以前から夫は検査しとこうかな、なんて言っていたので
何か心当たりでもあるのかな?とも思い、早めに検査しておくのはいいかもね〜と送り出しました。
この時は、まあ大丈夫でしょ、検査して問題なければ安心して臨める、なんて思ってました。
8月末に男性不妊クリニックにて初診・検査を受け、9月初めに結果判明でした。
結果判明の日、私が仕事から帰宅すると、いつものように夫は夜ごはんを作ってくれていました。
(我が家では、早く家にいる方が夜ご飯を作ります)
ただいまー!どうだったー?
話が長くなりそうだから、とりあえず着替えてきて。
(私は帰宅したら一度着替えます)
え、、わかった、、
嫌な予感。。
速攻着替えて続きを聞きました。
結論から言うと
(すでに涙声)
今の状況だと自然妊娠は難しいって言われた。
そうなんだ。。
いることはいるの?(精子の話)
いるけど、少ないしあまり動きも良くない。
そっか、、
まぁ、とりあえずいてよかったね。
何が「いることはいるの?」だ、と当時の私は何を聞いているんだと思い返しつつ、
自然妊娠が当たり前だと思ってきた私は、まだこの時は今後どんなことが待っているのか想像もしていなかったです。というより、未知のことすぎて現実として受け入れていなかったという方が正しいかもしれません。
普段あまり涙を見せない夫が涙ぐんで話しているのを見て、この時はただ夫が受けたであろうショックを受け止めるより他ありませんでした。
いつもはぺちゃくちゃ話しながら食べる夜ごはんも、この日ばかりは気まずい無言の時間が流れました。
夜ごはんの後、気を取り直し、2人で夫の結果を見て今後どうするか話し合いました。もともと2人とも子供が欲しいということは話していたので、その気持ちに変わりがないことを確認。そうであるならば、自然妊娠が難しいと言われた手前、自分たちだけでなくお医者さん方の力を借りて不妊治療をしていくしかない。ひとまず私も病院に行かないことには進まない、私も検査しながらどうするか考えていこう。
そんな結論でその日は終わりました。
初診
9月頭に治療が必要なことがわかってから、自宅周辺を中心にクリニックを探しました。
しかし、私達の仕事休みである土日の初診は早いところでも10月末、クリニックによっては12月までいっぱいというところもありました。不妊で悩んでいる人はたくさんいるんだなぁと恥ずかしながら初めてここで認識しました。
そんな中、一刻も早く初診を受けたかった私たちは、ドタキャンを狙って休みの2日前に電話。
奇跡的にキャンセルがあり初診枠を手に入れることができました。
(これ、脱毛クリニックでもたまにやります。こんな時にも生きるとは。)
そこが、現在通っているセントウィメンズクリニックです。
いよいよ当日、はじめは私1人で予約時間16時に受付へ。
問診票の記入と、この1ヶ月ほどの基礎体温を紙に記入しました。
基礎体温はもともとルナルナのアプリでつけていましたが、このクリニックでは紙で記入がルールのようでした。自分で紙でつけている場合は、その用紙を持っていけば大丈夫なようです。
夫の精液検査結果も持って行き、コピーを取ってもらいました。
混みすぎていたため(パッと見ただけで15〜20人くらいいました)17時半まで外出してもいいですよ、との指示を受け、一旦外出。
ネットで初診でも一度外出指示があるという記事を見ていたため心構えがあってよかったですが、初診でも1時間半待つというのは、病院行き慣れていない身としては衝撃でした。
外出から戻る17時半には夫も一緒にクリニックへ行き、18時前に初診を受けました。
診察室には院長先生と看護師さん2人。熱心だけれど少々癖があると噂されている院長先生(ネット情報)
緊張もあって何を話してもらったかはあまり定かでないですが
うん、ご主人の結果は良くない、自然妊娠は難しそうだね。
人工授精か体外受精か。(我々が黙っていると)
まぁ(私の)検査しながら様子見て考えましょう。
と言われたことは覚えています。
次に隣の内診室に移動するよう言われ、一旦診察室を出た後、私だけ内診室へ。
看護師さんから手前のカゴに荷物を置いて着替える指示と、小声で「そのまま次の日程案内されるからスケジュールわかるもの持ってきて」と言われ、下半身裸にバスタオルを巻き、片手にはスマホを持った状態で内診台へ。
2年ほど前子宮頸がん検診をした時に内診をしたことはありましたが、やはり内診は緊張しました。
(参考:内診について)
内診後は、台に乗ったまま息つく間もなく、看護師さんから付箋とボールペンを渡され、院長先生と次の日程調整。
噂に聞いていたモゴモゴ早口、、!まるでヒアリングテストをしているようでした。
内診の結果ちょうど排卵が近かったこともあり、タイミングをとる日程(2日)とフーナー検査を受ける日程が決まりました。そして不妊症一般検査の説明の紙をもらい退室。
18時半ごろ会計を終え、無事初診が終了しました。
次はフーナー検査です、、!
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